2000年02月11日

天空の城ラピュタ

図1.jpglaputausdvd.jpg

オススメ度:★★★★★★★★★☆(9点)
語り尽くせない映画。「最高っ!」と言いたいが、宮崎作品は全てが壮大なストーリーと感情移入しやすいキャラクター、独自の世界観、挙げればキリが無いユニークな傑作であるため、この作品を最高(最も高い評価)だと言うのはウソになるが「最高レベル」であるのは間違いない。
高畑勲・宮崎駿・久石譲の3人の天才。声優選びもウマイ。田中真弓、横沢啓子、寺田農、永井一郎・・・。
まずは海賊たちの人物設定。コミカルで面白い。無茶苦茶な性格だけど根は優しいママは、大人になってもおてんば少女という、理想的な年齢の積載を見せつけた。力はあるが頭が弱い子供たち。みんなとてもハートが温かく、多いに感情移入させてくれる。主人公の2人、海賊、軍隊、悪役。大きく分けて4タイプのグループが絡み合っていく構成は大変よくできており、実写ドラマではこうはいかない。
次に挙げるとしたら、独特の恋愛描写が活かされているところ。宮崎作品には何かしら必ず微笑ましさがあり、ちょっと照れくさいけど、これが少しも嫌味になっていない。愛の言葉は使わないけど、それらしいことをほのめかすような演出で、決してキスをしないのに、二人の愛は強く結ばれている様子がわかる。二人の愛を見守るママがまた良かった。
宮崎の世界観を一番大きく印象付けるのは、高度で面白い乗り物たち。魅力的過ぎて目が離せない、シータを救出しに行くシーンは、強烈な爆走音をたてながら突進していく様子と、スリルとスピード感たっぷりで圧巻。
天空の城に着いてからは、パズーには逃げ場がなくなり、死を覚悟しながらも、ひたすら愛のためだけに前に進み続ける。見れば見るほど宮崎駿が天才に思えてくる。全てのシーンが真新しく、危険と好奇心がいっぱいで、他の映画にはない興奮を味わわせてくれる。
宮崎駿の世界観の空想力の大胆さ・派手さ・壮大さには感服。彼の発想はSFの醍醐味である。谷底にある村のデザインも素晴らしい。列車も通っているが、古めかしい線路が地上よりもうんと高い所に敷かれている。こういう造形力は、SF映画らしい雰囲気を盛り上げる。どことなくノスタルジックでもある。
最後に・・言わせてもらうと、シータのどこに惚れたんだ!?パズー!?お前は最高の男なんだからそんな女に現を抜かしてる場合じゃないぞ!というジレンマがあった(笑)
posted by タカ at 02:19| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(1) | アニメ映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
パズーがシータのどこに惚れたのか、
確かにわかりましぇん・・・けども、
多分、美少女なんでしょうね。
あの世界では・・(笑)

ムスカは少々甘かったようですね
Posted by サツキとメイの防空壕 at 2005年06月11日 01:35
ママのたくましい姿、かっこいいですよね。この作品で恋愛感というのを感じなかったのは私だけですかね…(´ヘ`;)私は大切な何かを守りたいと思う二人に見えました。
色んな観方がありますね、勉強になります。トラックバックとリンク張らせていただきました。
Posted by cokco at 2006年11月11日 17:17
なぜ大佐について触れていないのかね!?
Posted by 大佐 at 2010年10月11日 09:52
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Tracked: 2006-11-11 17:19
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